nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
041234567891011121314151617181920212223242526272829303106

なんちゃって真空管試験機にトライ(その2 ショートテスト回路)

 今日は、時間が少しとれたので、ショートテスト回路について基本回路の検討と確認を行いました。

 本来はリーク(電流)テストがベターかと思いますが、果たして不良真空管のリーク電流がどの程度あるのか?数十V電源+ネオンランプで用をなすのか?よく判りません。

 そこで、リークテストは面倒そうなので止めて、ショートテスト回路にしました。そうです、単なる導通チェック回路です。これなら簡単にできそうです。

ショートテスト回路実験2


1.テスト方法
  真空管の電極は、一般的にH、K、G1、G2、G3、Pの6つあります。双極管や複合管もありますが、ユニット間のショートは無いものとします。よって、6個の電極相互のチェックを行うには6*(6-1)/2=15もの組み合わせになります。

  本物の真空管試験機は、各電極をマトリクスで組合せ可能な特殊スイッチを有しているものもあり、ここまでやるのは(私のスキルでは)困難です。PIC等を使って自動化する方法もありますが、ショートテスト如きにそこまでするか?と却下です。

 (1) テスト範囲
   各電極は隣の電極とのショートが大半だと考えてK、G2、Pの各電極と他電極とのチェックに限定しました。(この方法では例えば、G1とG3間のショートは検出不可能です)

 (2) テストの仕組み
   単に電池と電球では芸がないし、とは言えなるべくシンプルな回路がいいです。
   継続的(恒久的)なショートだけでなく、球を叩いた時の様な間欠ショートも検出できたら便利だろうと、ロジックICを使ったラッチ回路にしました。これなら、一瞬でもショートがあればLEDが点灯し、その状態をリセットするまで保持します。


2.基本回路
  4回路ラッチのTC4044BPを2個使用して、6つの電極をSに接続した検出回路を構成し、ラッチ出力Qでトランジスタを駆動してLEDを点灯する簡単回路です。
  リセットを押すとQが全てLとなりLEDは消灯します。リセットボタンがオープンになると導通検出状態となります。試験電極(例えばP)をGNDレベルにし、他の各電極をSに接続することにより、試験電極(GND)と他の電極(S)との間に一瞬でも導通があると、当該電極のSがLとなってQがHに保持され、トランジスタを駆動してLEDを点灯します。
  ラッチ回路で結果が保持されるので、間欠ショートの見落としはありません。次のチェックを行うには押しボタンでリセット(&テスト)する必要があります。


3.作動確認
  簡単な回路ですが、思ったように作動するかどうか自信がないため、TC4044BPを1個使用して部分的にブレッドボードに組んで動作確認をしました。

ショートテスト回路実験1

  どうやら基本的な動作は正常のようで、一瞬のタッチでも確実にLEDが点灯します。
  こんな回路で真空管のショートテストを行うのは、もしかしたら「大きな勘違い」かもしれません。でもまあこれでいきましょう。

関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL