nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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秋月USB DACのフィルター交換(追加)

 先日、トランス式USB DACのフィルターを交換しましたが、ついでにCRフィルター式USB DACを内蔵したFET差動ヘッドホンアンプと6922ラインアンプもLCフィルターに交換しました。
 LCフィルター定数はぺるけさんの所で公開されており、これを参考に微調整しました。
 フィルター交換の効果はトランス式では分かり難かったのですが、今回は結構変わったように感じました。気のせいではないと思いますが如何でしょう?。
  HPA(DAC)交換後試聴



1.対象機器と改造
  我が家で秋月USB DACをCRフィルター型で使用しているものは、FET差動ヘッドホンアンプ(3号機)6922ラインアンプです。


2.DAC基板改造要領
  2台共にUSB DAC基板の改造要領は同じです。変更前と変更後(最終)回路は次のようになりました。
  HPA(DAC)FIL交換_回路

 (1) 先ず、秋月USB DAC基板の出力コンデンサC5とC6は470μFに交換します。
   この基板はランドが小さくグランドパターンが広めなスルーホールのため、小容量のハンダゴテでチマチマやっているとパターンを痛めてしまいます。20~30W程度のコテで一気に取り外し・取り付ける方が簡単にできると思います。

 (2) 次に外付けのフィルター部をごっそり交換しますが、私の作例ではフィルター部を基板の切れ端に組み上げ、DAC基板の出力ホールにピンヘッダを取り付けてフィルター基板を挿すようにしてあります。よって今回もLCフィルター基板を作成し、CRフィルター基板と差し替えることで簡単に交換ができました。
  AKIDAC(CR)FIL交換_FILモジュール

 (3) フィルター定数はぺるけさんの所で公開されている値(2.2mH+0.012μF//330Ω)をベースとしました。
   私が購入した2.2mHインダクタは少しばらつきがあるようなので、インダクタンスとDC抵抗が左右chで揃うようにペア組みをしました。
   0.012μFとパラに入る抵抗の値は周波数特性の高域に影響が大きいので、実際の使用状態(負荷接続状態)で周波数特性を見ながら微調整をしました。その結果330Ωに2.7kΩをパラに追加することにしました。
  HPA(DAC) インダクタ計測


3.FET差動ヘッドホンアンプ(3号機)
  次に改造の状況と周波数特性の経過を示します。高域がちょっと持ち上がっていますが、ほぼフラットな特性に落ち着き、聴感上も良い感じです。
  本器は製作して既に4年が経過していますが異常は見当たりません。オフィスで昼休みに気が向いた時に音楽を聴く程度ですが、これからも頑張ってもらいます。
  HPA(DAC)交換前計測  HPA(DAC)FIL交換_交換前特性

  HPA(DAC)交換後計測
  HPA(DAC)FIL交換_R330特性  HPA(DAC)FIL交換_R294特性


4.6922ラインアンプ
  次の写真に改造後の状況を示します。本器も同様なフィルター定数(周波数特性)となりました。
  改造のついでに製作後4年を経過した埃や汚れを綺麗にし、アンプ各部の電圧チェックをして完了です。6922が少し劣化してきたのか?スイッチON後10秒程ガサガサとノイズが出て直ぐに治まりますが、大丈夫でしょう。また娘の所でかわいがってもらえよ。
  LINAMP(DAC)FIL交換_アンプ内部  LINAMP(DAC)FIL交換_内蔵DAC


5.改造後の試聴
  先に行ったトランス式USB DACのLCフィルター改造では大きな変化は感じられませんでしたが、私の駄耳でも今回は少し違うように感じました。
  当初のCRフィルターではざらつき感が僅かに残っているように感じていましたが、LCフィルターに交換することでこの部分が大きく改善され、見通しが良くなったように思います。またこれからも音楽を楽しめます。
  製作後にも少しの費用と手間で改造を楽しめ、さらに性能向上できるなんて、ぺるけさんや有志の方々に感謝です。

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