nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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6922差動ラインアンプの製作(その4組み立て完了)

 前回までで主なモジュールを作り終え、暇を見つけて少しずつ手を付けてきましたが、何とか形になりました。
 やっと一通りの組み立て・配線作業及び初期チェックまでが終了し、基本的作動ができるまでになりました。
 各部の調整や特性計測が残っていますが、取りあえず組み立て(だけは)完了です!
  LINAMP_FRONTVIEW UP



1.組み立て
  各モジュールやトランス等の主要部品をケース(弁当箱シャーシ)に取付け、配線作業を行いました。
  LINAMP_FRONTVIEW  LINAMP_REARVIEW

 (1) 正面
   VUメータ(もどき)が目立つ顔つきはセンスに欠け、いかにも素人工作の雰囲気が漂っています。我が家のチープオーディオにぴったりでいいですね。
   パネル面は手作業(細目水ペーパ)でヘアライン加工を施しましたが、少し斑となってしまいました。塗装は面倒くさいのでクリアラッカーを吹いて終わりにしました。

 (2) 背面
   後は見えないのでシャーシ剥き出しです。向かって右にACインレットとスイッチ連動アウトレットを設け、DACやMCフォノイコライザをつなぎます。
   RCAジャックは入力4chと出力3ch(+1chは内蔵ヘッドホンアンプ)分が・・・あれぇ??数が一つ多い!・・・何を勘違いしたのか、配線するまで気が付かなかった自分が怖い。まあ、足りないならまだしも余る分には問題ない、と納得しておこう。我ながら痛恨の失敗です。

 (3) 内部配置
   向かって左端に電源部をまとめ、ACラインやトランスのノイズ源を離隔しましたが、効果の程は?です。
   入出力リレー基板はRCAジャック近傍に配置し、信号ラインが極力短くなるようにしました。
   真空管回路とトーンコントロールスイッチ間には4本の信号ラインが接続されますが、このラインは負帰還であり長さが長くなると色々と問題(寄生発振、高域減衰等)が起きそうです。結局当初予定から真空管組立とヘッドホンアンプを入れ替えました。せっかく通風用に底面に穴を開けたのに、全く計画性がありません。
  LINAMP_TOPVIEW  LINAMP_SIDEVIEW
  LINAMP_FRONTVIEW TOPCOVER

 (4) 上面
   真空管放熱用の穴を開けた上蓋を取り付けました。


2.チェック・調整
  電源部については、製作途中で作動チェックを行っているので間違いありません。真空管を挿して各部のチェックを行いました。

 (1) 電圧チェック
   ヒータ電圧は若干低い6.28Vですが許容範囲でしょう。3端子レギュレータに履かせたゲタ役のSBDのVfが0.3V弱だったようです。+B電圧は簡易定電圧化しているので181.4Vとほぼ計画値どおりです。その他の回路各所電圧も計画とほぼ合致していました。

 (2) 定電流チェック
   6922のIp(2ユニット分)はRchが11.0mAでLchが11.2mAと、若干の差がありました。カソードに入れた定電流素子(JFET×2個)の組合せがLRで若干の差があったのでその影響が出ていますが、問題ないでしょう。

 (3) 過度電圧防止回路
   電源回路は全て定電圧化したので過度電圧の影響は少ないとは思いますが、せっかく部品を取り付けたので過度電圧防止回路を接続する事にしました。

 (4) 寄生発振
   トーンコントロール(負帰還)ラインを長々と引き回した影響で寄生発振が生じていないかどうか、出力波形を確認しました。
   入力に正弦波信号を印加し出力を50kΩで終端してオシロで波形を確認しました。入力レベルや出力レベルの変更、信号周波数の変更、ラインへ手を近付けたりしてもオシロ表示(波形、FFT表示)の変化はありません。大丈夫のようです。

 (4) UVメータ
   本器の出力ライン信号でメータを振らせています。交流増幅(オペアンプ)回路は単電源としたため1/2Vccのバイアスをかけて入出力にコンデンサを入れました。このため充電電流により電源ON/OFF時に針が大きく振れてしまいます。メータとパラにダイオードリミッタを入れて制限しましたが、電源OFF時は殆ど右端一杯まで振ってしまいます。ミュート回路を入れればいいのですが今さら面倒くさいし、実害はないのでよしとしました。
   薄暗い場所でのメータ照明も良い感じです。
  LINAMP_FRONTVIEW DARK


3.取りあえず試聴
  細部の計測は後回しにして、取りあえず試聴してみました。
  PCでFLACファイルを再生してUSB DACから本機に入力し、出力をFET差動ヘッドホンアンプで試聴してみました。無入力ではハム音は全く聞き取れません。先ずはOKです。
  時間があるときにメインシステムにつないで聴いてみようと思います。


4.失敗談
  今回の製作では、我ながら情けないような失敗が幾つかありました。決してスムーズに製作が進んだわけではありません。ステップバイステップチェックをすれば根本的な間違いは気付くはずなんですが?今回は何故か、原因追及と修正に手間が掛かるミスが多かったです。

 (1) 先に書いたように底板に開けた放熱用の穴が役に立たなくなってしまいました。

 (2) 何故か入出力RCAコネクタの数が1個多く、配線時まで気付かないとは??

 (3) 入出力切替回路のリレーの電源極性を間違っており、入出力の切替えが出来ないことが組み立て後に判明した。原因追及とやり直しに1日以上掛かってしまった。ユニット毎に作動チェックをやらなかったツケですね。

 (4) 真空管6922のピン6とピン9を間違って配線し出力がでないことで丸1日悩みましたが、自分の書いた回路図が間違っていました。6922規格表を見てやっと間違いに気付いた私です。

 (5) 定電流用に使用したJFETは、定番の2SK30が丁度良いのがなかったので2SK128を使用しましたが、2SK30とは足の並びが違うのに気付いたのは組立て終わってでした。定電流値が少しおかしいのであれこれ調べていて、規格表を見て初めて気付きました。まあJFETはDとSを入れ替えても大きな違いはないでしょうけど。

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