nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
041234567891011121314151617181920212223242526272829303106

トランジスタ・テスター2号器

 本器は「マルチ部品テスター」であり、前に紹介したテスターの2号器として今後のファームウェア確認用に製作しているものです。
 窓口は http://www.mikrocontroller.net/articles/AVR_Transistortester です。
 フォーラムはここ http://www.mikrocontroller.net/topic/248078 で、多くの意見交換がなされています。
トランジスタテスタ_(2号機)


(1) 機能
 本器は、所謂「マルチ部品テスター」で、現時点での主な機能は次のとおりです。
  ① トランジスタ、FET、ダイオード等の種類判別、ピンアサイン識別、パラメータ計測
  ② 抵抗(~50MΩ)、コンデンサ(25p~100mF)、コイル(0.04m~20H)の計測
  ③ セルフテスト機能、誤差補正機能、自動電源断

 何でも出来るわけではなく多くの制約もあり、機能や動作原理についてはフォーラムで公開されているドキュメントを読んで下さい。

(2) 回路構成
 1号器は(不要と思われる部分を極力削除した)簡易回路で製作しましたが、この2号器はドキュメントに記載の推奨回路で製作しています。(ファームウェアの機能確認用なのでフル装備としました)
 このため自動電源断や電源電圧監視機能も備わっています。
 3端子レギュレータは低損失型を使用し、入出力には電解コンデンサを入れて下さい。
 また、小型トランジスタは汎用品の適当なものでOKでしょう。
 将来の外部基準電圧2.5V用にTL431シャントレギュレータを取り付けましたが、現在は使用されていません。
 添付の回路はドキュメントに記載の推奨回路です。AVRマイコンはATmega168を使用しました。
トランジスタテスタ_v100k回路図

(3) ソフトウェア(ファームウェア)
 平成24年11月上旬現在の最新版はv1.02kです。ソースコードで公開されていますので、自分の環境や使用機能に合わせてソースコードをビルドする必要があります。詳しくはドキュメントとソースコードに含まれるReadMe.txtを読んで下さい。
 初心者の方でやり方が判らない方は、身近な方にヘルプを出して下さい。

(4) 構造・外観
 2号器はバラック状態で正常作動することを確認しています。ファームウェア確認用なので、適当なプラケースかアクリル板に取り付けようと考えています。

(5) 製作
 LCDのバックライトは結構電流消費が大きいです。出来るだけ省電力品とすると共に、輝度を下げて電流消費をエコしましょう。
 プリント基板はフォーラムで有志の方が公開されているパターンを使用させて頂きました。両面版の裏面のみを使用し表面分はジャンパーで処置しました。回路は簡単なのでユニバーサル基板でも十分だと思います。

(6) 使用方法
 最初にセルフテストで機能チェックと誤差補正を行いますが、詳細はドキュメントを読んで下さい。
 測定は、部品を3個のテスト端子に適当に接続してTESTスイッチを押すだけです。使ってみればすぐに判ります。
 本器は自動電源断機能があるので、テスト端子に未接続の状態が5回計測されると電源が自動的にOFFとなります。TESTスイッチを押すと自動的に電源がONとなります。

(7) 所感
 本器はトランジスタの良否判断や抵抗・コンデンサの値確認が手軽にでき、手元に置いておきたい便利グッズです。
 最新ファームはv1.02kですが頻繁に更新されており、主催者のスキルと献身的な対応に頭が下がります。インダクタンス測定やコンデンサのESR測定も追加され、今後の精度向上が期待されます。私もJFETの測定をリクエストしましたが難しそうです。
 電子工作教材としても簡単で利用価値のあるものだと思います。皆様もぜひ製作されることをお薦めします。

 ドキュメント和訳やファームウェアのビルド済みファイル等、初心者の方々のためにはここで提供出来ればよいのですが。その内主催者の方に打診してみようかと思います。


関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL