nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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平衡型FET式差動ラインアンプ2号機(プリント基板組立て)

 先日、主役であるライントランスTpAs-101の特性を計測し、使えそうだとの目途が得られたので、このトランスを前提に回路定数を決めました。
 ただ今連休中ですが、何かと雑用が多くて工作の時間が殆ど取れない状況です。
 暇を見つけて、1号機の基板パターンを元にTpAs-101を載せるための変更を行ってプリント基板を製作し、チマチマと部品を取り付けて何とか基板の組立てまでが終了しました。
Bal FET linamp #2_PCB assy and obstructive Orange


1.プリント基板製作
  1号機のPCBEデータを元に、ライントランスTpAs-101を載せるための変更を加えました。1号機、2号機共に基本回路はぺるけさんの「FET式平衡型差動プリアンプ Version2」と同じです。
  Bal FET linamp #2_PCB pattern
  基板サイズは1号機(W105mm×L100mm)に対してW100mm×L123mmと少し長くなりました。200mm×250mm程度の弁当箱シャーシに組込むには、もう少し小型化したいところですが、うまく収まるかな?


2.プリント基板組立
  ライントランス以外は、ほぼ1号機と同じ部品配置なので組立は慣れたものです。回路図と1号機の写真を見ながらパーツを取り付けていきます。
  Bal FET linamp #2_PCB assy1  Bal FET linamp #2_PCB assy2
  ライントランス二次抵抗は680Ωとしました。もう少し大きくてもよさそうですが、高域は欲張りません。補償用コンデンサは周波数特性をとってから値を決めるので、現時点では取り付けていません。おそらく数pF~20pF程度になるだろうと思われます。
  トランスは足を基板にハンダ付けすると共に、足に負担が掛からないようにビスで固定します。なお、このTpAs-101のシールドは専用ピンが出ておらず、ケースアースとなっているようなので、取付ビスに菊座金をかませてGNDパターンに接地しました。


3.確認と調整
 (1) 各部電圧
   入出力共にアンバランス(不平衡)接続として、入力はショートし出力は47kΩで終端しました。この状態で外部電源DC24Vを印加して、各部の電圧を確認し計画値とほぼ合致しました。OKです。

 (2) DCバランス調整
   次はDCバランス調整です。10分程度おいて温度安定した状態で終段エミッタ間電圧を計測し、この値がゼロ近くになるように初段FETのドレイン間抵抗を微調整しました。最終的にはシャーシに組込んだ後に仕上げ調整を行います。

  暫く工作時間が取れそうもないので、完成は少し先になりそうです。
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