nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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もう一つのUSB DAC製作(また作るの?)

 先日、自作の「秋月でないUSB DAC」を、平衡型FET式差動ラインアンプ(2号機)に組込むためにバラしてしまいました。このため自作の単体USB DACはAKI.DACを使用したUSB DAC(トランス式)が1台のみとなってしまいました。
 我が家のオーディオシステムではメーカ製DAC(普及品です)を使用しているので、別に困ることはないのですが何か物足りません。
 と言うことで、大した理由もなくもう一台USB DACを製作することにしました。えっまた作るの?
  PCM2702 soldered on conversion board


1.USB DACチップは?
  AKI.DACは飽きたし、PCM2704の手持ちはありません。別目的で入手していたPCM2904なら数個ありますが、基本性能は同じなので面白味がありません。かといって私のスキルでは小難しいDACはムリです。
  そこで、大した考えもなくPCM2702を使おうと思います。PCM2704と型番も似ている(どこが?)し、使い方も似ているはずです。古いチップですが、ダイナミックレンジや信号対雑音比もPCM2704より優れており、評価も悪くないようです。
  しかし残念ながら秋月や千石には売っておらず、RSオンライン等に頼るしかありません。(なんとamazoneにありました。少々お高いですがこんなモノまで売っているとは流石です。でも買いません。)


2.入手方法
  チップが(近所に売ってなかったり高価で)買えないなら、ジャンク品から回収する手があります。メーカ製ミニコンポ等にはPC接続可能な製品があり、PCM2702を使用しているものもあります。これらのジャンク品を格安で入手し、PCM2702を引っぺがして使用しましょう。オマケでトランスやオペアンプ等の部品も手に入ります。
  まあ手間暇を考えると素直に単品パーツで購入した方がいいけど、ジャンクは分解する面白さも味わえるんですよね。
  ターゲットとなる製品は幾つかありますが、今回入手したのはKENWOODの「ナイショ」です。全く人気がないのか、ヤフオクにてアルミ硬貨1枚+送料で入手しました。どう見ても魅力のある製品ではないような。メーカーさんマーケティングの失敗か?


3.さあ分解
  出品説明ではキズ有りとのことでしたが、いぇいぇ構いませんよ全然OKです。
  最初に電源を入れてPCとUSB接続し、プロパティで「Burr-Brown Japan PCM2702」と表示されることを確認しました。しかし製造元がOnkyoとはなぜ?OEMか?
  PC USB property

  本体以外の諸々の付属品も付いてきましたが、回収するのはPCM2702と電源くらいで、勿体ないようですが他は全て廃棄です。早めに廃棄しないとまた家族からガラクタ置き場と言われてしまいます。
  Junk PCB assy  PCM2702 on the junc PCB

  写真のものが取り出した基板です。12MHz水晶がある部分がUSB DAC部ですが、パターン面にこぢんまりと載っかっています。これからPCM2702を救出するつもりですが、SSOPチップの実物を見て、大丈夫かな?と心配です。


4.PCM2702ゲット
  基板からPCM2702を取り外す際は、熱で壊したり足を折ったりしないように注意して手際よく作業します。私は専用工具や技量など持っていないので自己流でやります。

 (1) 取り外し
   太目のハンダごてでチップ両側の足先にハンダをたっぷり流し込んで加熱し、ハンダが溶けているうちにピンセットでチップを引き剥がします。この方法は素早さと思い切りが必要で、ハンダごてを2本同時に使用できると作業が楽です。手が3本欲しいですね。
   でも実際はそう旨くは行きませんでした。どうやってもチップが動かないのです。次第に焦ってきつつ、無理矢理ピンセットでこじって何とか引き剥がせました。チップが接着剤のようなもので基板に固着されていて、動かなかったようです。(写真を撮る心の余裕はありませんでした)

 (2) 取り付け
   ついでにSSOP-DIP変換基板に取り付けます。チップが冷えたら事前にエタノール等で清掃しておくといいですね。
   まず変換基板上にチップを置いて慎重に位置決め(これ重要)し、耐熱性テープ(マスキングテープでも可)で仮止めして、四隅の足2箇所をハンダのチョン付けで固定します。これで位置がずれません。
  PCM2702 chip removed  PCM2702 chip fixed with tape

   パターンのランド部にフラックス液を薄く塗り、細めのハンダと20~30W程度のハンダごてで、足先からハンダを浸透させるように付けていきます。ブリッジになっても気にしません。次に、ハンダ吸い取り線で余分なハンダを除去すれば、ブリッジも無くなってキレイになります。
  PCM2702 close up with magnifying glass

   最後に、ルーペ等でハンダ屑やブリッジがないことをしっかり確認して終了です。
   さあ、これでPCM2702が手に入りました。第一段階クリアです。

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