nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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平衡型イコライザアンプの製作(そうだ作ろう)

 近頃流行りの「平衡化したい病」の影響か、自然な流れとしてイコライザ(EQ)アンプも製作することになりました。
 私的にはアナログレーコードを聴く機会は少ないし、一昨年の暮れに半自作(メーカ品流用)したEQアンプもあり、これで十分なのですが。
 でもせっかくなのでレコードプレーヤーも平衡接続せねばと、必要も無いのに新しいEQアンプの製作に取りかかりました。
  Balanced EQ amp_tube closeup


1.経緯など
  平衡型ラインアンプ製作とパワーアンプの平衡化改造を行い、我が家のシステムも次第に平衡化が進んできました。
  先の記事でも書きましたが、CDプレーヤーにも平衡出力(キャノンコネクタ)があることを見つけてしまい、オーディオ信号入口の平衡化にも目が向いてしまいました。「平衡=音が良い」ではないことは理解しているし、聴き比べても私にはわからないんですが。でもね、CDプレーヤーが平衡接続できるなら、レコードプレーヤーも平衡接続してあげたいですよね。
  以前半自作(PIONEER製プリアンプC90のEQ基板を流用)したEQアンプは、メーカ製の遺伝子を持っているということに少し引っ掛かりもありました。
  と言うような諸々の経緯により、そうだ!平衡型EQアンプを作ろう、と言うことになりました。


2.回路構成
  もちろん平衡入出力とMCカートリッジ対応は重要条件ですが、なんと言っても簡単で安価に製作できることも大切です。さらに、出来れば真空管式が望ましいです。
  そこで、森のくろつぐみさんの「差動フォノ・イコライザー」及びぺるけさんの「平衡出力MMフォノ・イコライザ・アンプ」をお手本にさせて頂きました。ありがとうございます。
  先ずは初段12AX7+次段6922で平衡型MMフォノイコライザを構成し、入力にMCトランスを追加してMC対応としたいと思います。
  平衡入力するためには、レコードプレーヤー側(フォノケーブル)も変更する必要がありますが、それは別途トライします。


3.主要パーツ
  主要パーツの入手方法に加えて、如何にコストを抑えるかも私にとっては重要な要素です。
  一番の要はMCトランスですが、当然こんなお宝は持ってません。市販品でもヤフオクでも、良さそうなものは庶民感覚を超越したお値段でちょっと引いてしまいます。う~ん出だしから躓きそうです。
  真空管6922と12AX7は手持ちがあったし、電源トランスとシャーシも何とかなりそうです。不足パーツはそのうち買って来るとして、MCトランスは天の恵を待つことにします。


4.シャーシ加工
  私的には、真空管むき出しは好みではないので、ケースの中に真空管を内蔵することで配置を考えます。
  小型とはいえ真空管4本のヒータ電力は合計7W強になり、密閉はダメですね。真空管の熱がケース内にこもらない工夫をしなくてはなりません。
  シャーシ(ケースに非ず)は、買い置きの奥澤O-24(W250mm×D200mm×H60mm)があるので、D200mmの面を前後にして縦長で使用します。真空管4本はシャーシ側面に沿って寝かして取付け、真空管周囲の側面と上面を切り欠いて放熱するようにしました。
  Balanced EQ amp_worked chassis_front  Balanced EQ amp_worked chassis_rear

  加工後の姿は、なにかセンスが無く不器用さ丸出しです。


5.部品仮置き
  全体の状況をイメージするために主だった部品を仮置きしてみました。
  Balanced EQ amp_parts arrange_front  Balanced EQ amp_parts arrange_on slant

  真空管4本は、Lアングルに一列に横倒しで取付け、シールドケースを被せます。LアングルはL字型にして真空管を囲い、出来るだけシャーシ内に熱が入り込まないようにしました。真空管の抜き差しが難儀しますが、頻繁にやる訳ではないので何とかなりそうです。天板の切欠き穴が見てくれが悪いので、エキスパンドメタル板で目隠ししても良いかと。
  電源部は片側に寄せて配置し、アルミ板で仕切ります。B電源、ヒータ/バイアス電源共にトランス式としました。100V 5VAの絶縁トランスと6.3V 2Aのヒータトランス(容量的に厳しいか?)とします。

  プレーヤーからのフォノケーブルは背面の5Pキャノンコネクタで受け、出力は通常のXLR3キャノンコネクタ2個です。フォノ入力は平衡のみとし、MCとMMの切替は小型リレーで行うつもりです。
  MCトランスは背面の入力コネクタ近くにスペースを取っています。入手が何時になるか分かりませんが、今の計画で入らなかったらどないしよう?その時考えます。

  さあ、オーディオシステムの全平衡化に向かって前進!

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