nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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オマケにもう一つUSB DAC製作

 前回のPCM2702を使用した「もう一つのUSB DAC」が意外に良くて、メインシステムの常用DACに収まってしまいました。私の場合はハイレゾ音源など聴くこともなく、持って生まれた駄耳故にこの程度のDACで十分に満足しています。ハイ、安上がりです。
 ならばついでにと、作業部屋用の平衡型FET差動ラインアンプ(2号機)内蔵のUSB DACも交換しようと、オマケにもう一つ製作することにしました。
 この程度の工作なら暑さ(熱さ)も耐えられるし、いざとなればハンダごてを持ってリビングに逃避することも容易です。
  Onemore PCM2702DAC_Exchange  Onemore PCM2702DAC_Closeup


1.PCM2702を入手
  今回のターゲットはこれ、以前入手していたDENON製ミニコンポです。誰も入札せず可哀相だったので、つい出来心で入札してしまったものです。缶コーヒーより安価でした。
  多少傷はあるものの電源は入るし操作もできます。おそらくスピーカを繋げば正常に音が出るのだろうと思われます。PCとUSB接続すると、きちんとUSBデバイスとして認識されました。
  Minicompo_sideview.jpg  Minicompo_innerview.jpg

  そうと分かれば後はお構いなしに分解していきます。筐体カバーを取り外すと、流石メーカ製と感心するように狭いスペースにぎっしりとパーツが詰まっています。で、1時間ほどでこんな姿になりました。
  Minicompo_Disassembly.jpg  Mincompo_USB DAC module

  必要なのは真ん中の小さなUSB DACユニットです。この基板に載っているPCM2702チップがお目当てです。その他にDAC周辺パーツや電源トランス、ヒートシンク、3端子レギュレータ等を保護して、残りは燃せないゴミ行きとなりました。


2.製作
 (1) 回路構成
   さて、今回の目的はラインアンプ組込用であり、なるべく簡素な回路構成とします。ぺるけさん推奨のAKI.DAC改造に倣ったC増量とLCフィルター追加を行います。なお電源は外部DC 5Vとしました。
   回路図は、例によって雑用紙に殴り書きなので、時間を取って清書しなくては。

 (2) プリント基板及び組立
   これが製作したプリント基板です。既存スペースに組込むために、前回よし少し小型化(H80mm×W55mm)しました。PCM2702にSSOP変換基板を使用したため、これ以上の小型化は気合いを入れないと無理そうです。
  Onemore PCM2702DAC_PCB
  Onemore PCM2702DAC_PCB outline1  Onemore PCM2702DAC_PCB outline2

   PCM2702をはじめ水晶発振子、USBジャック、インダクタ等の大半は取り外した再利用品で、手間暇を除けば部品代はお安くあがります。部品数も少ないのでパパッとハンダ付けして完成です。


3.作動確認
  裸の状態で、作業部屋の平衡型FET差動ラインアンプで作動確認をしました。PCにて正常にデバイス認識し「USB スピーカ」と表示されています。出力をラインアンプに接続して音が出ることを確認し、動作は問題ないようです。
  Onemore PCM2702DAC_Test now  Onemore PCM2702DAC_PCB outview

  スタンバイ時(未再生時)の出力端子(47kΩ負荷)の残留雑音は、ミリボルト計で0.25mVと十分に低い値です。その他の特性計測は・・・面倒だし、まあいいか。
  ラインアンプのUSB DAC交換は、少し涼しい日があればその時にでもやります。

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