nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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超音波レコード洗浄器の試作(作ってみよう)

 ここ暫くはめぼしい工作ネタもなく夏の間はボケッとしていました。季節はすっかり秋になり、そろそろ何か書こうと思い立ちレコード用の超音波洗浄器なるものを作ってみよう!ということになりました。

 先日、若かりし頃買い集めた女性アイドル達のレコードを引っ張り出して聴いたところ、プチプチノイズが酷くて興醒めしてしまい、ジャケの彼女がオバ○ャンに見えてきました。
  Ultrasonic_My favorite records

 これは一大事!とネットで調べると、レコードをクリーニングするワザがあるようで、見よう見まねでせっせとレコードを洗ってみました。結果はノイズも減ってずいぶんと聴きやすくなり、クリーニングはそれなりに効果があることを実感しました。
 しかし如何せん面倒で、手洗いなんてやってられません。と言うことで、超音波レコード洗浄器を試作してみよう思います。できるかどうかわかりませんが、工作ネタも兼ねてトライしてみます。


1.初めてのレコード洗浄
  私はお宝なレコードは一切持っていませんが、クローゼットの中には若い頃に買い集めたアイドルや海外女性ボーカリストを中心に、思い出のレコードが何百枚も放置されています。
  久し振りに、懐かしい彼女達のレコードを聴いたところ、プチプチノイズが酷いものが何枚もあってガッカリです。盤面は綺麗なのにノイズが酷いもの、白っぽくカビが繁殖しているもの、脂汚れかスプレー痕か?まだらになっているものもあります。

  ネットで調べるとレコードクリーニングが良いようで、色々な材料や手法があって感心することしきり。中には霊験あらたかな聖水やG難度のワザまで色々と・・・。で、さっそくクリーニングしてみました。手元にあったエタノールと精製水に界面活性剤(ドライウェル)を混ぜただけの洗浄液を作って、短毛クロスで盤面の固着汚れを掻き出し、最後に精製水で濯いでお終い。
  Ultrasonic_Cleaning water

  聴いた結果はだいぶノイズが少なくなっており、それなりの効果を実感しました。なるほど・・・というように、初めてのレコード洗浄はハプニングもなく終わりましたが、僅か2枚でもうイイヤ!となりました。だって準備も手間も面倒くさいです。


2.洗浄器を試作しよう
  ネットをさ迷い中に、レコードクリーナなる便利なものも見つけましたが、価格なりの効果があるとはいえ私にはとても手が出ません。マニア向け製品ですね。
  そんな中、レコード用の超音波洗浄器を自作されたり市販品を改造されている方々がおられ、これだ!と感心してしまいました。あれやこれ、これなんか良くできています!
  Ultrasonic_Cleaner Diy 2  Ultrasonic_Cleaner Diy 1
  Ultrasonic_Cleaner Diy 3

  超音波洗浄も万能ではないものの、手洗いに比べるとクリーニング効果は高そうだし、なにより手間がかからない事がピッタリです。チョーオンパという言葉にも何か心引かれるものがありますよね。
  市販の超音波洗浄器をレコード洗浄用に流用する手もありますが、製作過程も楽しみの一つとしてできるだけ自作する道を選びます。何の知識もないこの私に作れるかどうかわかりませんが、先達の方々のお知恵を借りて(真似して)試作に取り組んでみようと思います。


3.妄想、こんな物にしよう
  先ずは、基本機能である超音波発振の部分を考えます。洗浄槽やレコード回転部は後でも何とかなるでしょう。

 (1) 超音波振動子
   これがないと始まりません。今回の主役です。
   市販のメガネやアクセサリー洗浄用は、主にPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)型が使用されているようです。PZT型は平べったい煎餅形をしていて比較的低パワー(汎用品は20~30W程度?)です。
   業務用ではBLT(ボルト締めランジュバン)型が使用され、周波数は一般洗浄で20k~50kHz、精密洗浄では100kHz以上のものもあり、マルチ周波数対応のものもあります。PZT型に比べて大パワーが可能で音響変換効率も優れています。
  Ultrasonic_Ex of PZT transducer  Ultrasonic_Ex of BLT transducer

   超音波洗浄器の設計では振動子パラメータ、洗浄槽音響インピーダンス、槽内反射・定在波等々の検討が必要ですが、そこは趣味の世界なので難しい事は横目で見て適当にはぐらかすことにします。
   さて、超音波振動子を手に入れるには市販品を分解するのが手っ取り早いのですが、PZT型振動子では面白味がないし、何万円も出して業務用を購入するのは気が引けます(イヤ先立つものが)。よってBLT型振動子を部品購入することにします。

 (2) ドライブ回路
   振動子を部品で入手するということは、ドライブ回路を組まなくてはなりません。
   業務用は定出力制御や共振周波数追尾等の難しい機能を持っていますが、そんな機能は要りません。民生品のような簡単な回路でいいのですが、何れにしても私のヘタレな知識では回路設計は無理なので、先達の方々のお知恵にすがります。
   ネット上で作例を探しましたが、海外でも関連情報は少ないです。・・・やっと見つけた電子工作雑誌の記事を使わせて頂きます。感謝!


4.さあ試作
  超音波発振部について大まかな所が固まった(お手本を見つけた)ので、部品を集めつつ次は試作まで行きたいと思います。細かな部分では問題が山積していますが、気にしていては前に進めないので、何とかなるさと気楽にいきます。

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