nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
0312345678910111213141516171819202122232425262728293005

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- 】 スポンサー広告 | TB(-) | Comment(-)

超音波レコード洗浄器の試作(クローズします)

 このテーマ「超音波レコード洗浄器の試作」は、完成間近というのにのんびりペースとなってしまい、いよいよネタも無くなってきたので、あまり引っ張っても仕方ありません。このあたりで適当にクローズしようと思います。
 残っていた回転機構の製作に加えて洗浄槽や回路にもちょっと手を入れたので、亡備録を兼ねてここで最後の姿を残しておきます。
  Ultrasonic_Completion outview 2


1.レコード回転機構
  レコードを1分間に1~2回程度のゆっくりした速度で回転させますが、回すレコードはLPのみです。EPは持っていません。
  動力源は小型DCモータを使い、回転数制御はPWMもどき回路で簡単に済ませます。問題は回転をどうやってレコードに伝えるか?この機構が悩みどころです。
  先ずは、ネットで皆様の製作事例を参考にしてリムドライブを試してみます。先の洗浄ブラシの取付けで、それなりの駆動力が必要かな?と心配ですが、取り敢えずやってみましょう。
  Ultrasonic_Moter drive unit 1  Ultrasonic_Moter drive unit 2

  リムに使えるゴムローラ状のものを身の回りで探しましたが、適当なものが見当たりません。結局、模型用のゴムタイヤを購入してこれを使いました。アクリル板で簡単な構造を作ってリムやモータ(ギヤボックス付)、及び長ボルトによる軸を組込み、洗浄槽の上枠に取付けました。実際に回してみたところ心配していたブラシの摩擦力も問題なく、結構スムーズに回転しました。リムとレコード盤との接触に多少コツが必要ですが何とか使えそうです。最終的にレコードの回転速度は約1.0rpm(1分で1回転)に設定しました。


2.洗浄槽の改造
  今迄は、底面から超音波振動子の頭を洗浄槽(洗浄液)内に突き出していましたが、振動板を兼ねたステンレス板を振動子の頭にエポキシ接着剤で取り付けました。振動子単体では指向性が結構鋭いようなので、指向性が少し拡散すると共に振動(音響)エネルギーを効率良く洗浄液に結合することができると期待しています。やってみなくてはわかりませんが。
  振動板は100均のステンレストレイを使用し、金切りバサミ(万能バサミ)で切断しました。板厚は実測0.4mmですが、そこそこ真っすぐに切ることが出来ました。
  Ultrasonic_Cutting of a stainless plate

  振動板を追加したことで、これが仕切りとなるため洗浄液の量が当初の1.4リットルから1.2リットルに少なくなりました。
  ステンレス板を取り付けた状態で作動させてみましたが、効率はともかくとして指向性は少し広がったようです。作動中に洗浄液の中に手を入れると、以前は振動子直上のみで皮膚にチリチリとした軽い痛み(バブルの衝撃波)を感じましたが、改造後は離れた横位置でも同様に感じます。でも30秒ほど入れておくと我慢が出来ないくらいに痛みが出てくるので、これはちょっと危ないかも。
  Ultrasonic_Add a Viblation plate  Ultrasonic_Hand in cleaning water

  指向性が広がったことがレコード洗浄にどう影響するか?良いのか悪いのか?よくわかりません。って言っても今更振動板は取り外せません。


3.回路の変更
 (1) MOSFETの交換
   今まで使っていた代用品の2SK3140は本命のRFP30N06LEに交換しました。大きな変化はありませんが、何故だか発熱がとっても少ないです。またRFP30N06LEはターンオフ時間が短いので、Dead Timeを少し短くしました。デューティー比が少し上がったので出力がチョッピリ向上したはずです。
  Ultrasonic_Exchange of MOSFET

 (2) 電源電圧のアップ
   DC16V電源で使用中は電流値が3A弱だったので、トランス損失を無視すると振動子入力電力は40数W(厳密には実効電力ではないが)でした。振動子定格値(60W)にはもう少し余裕があることとマージンにも期待して、目一杯こき使うために電源電圧を20Vまでアップしました。もちろん回路各部の定数や部品耐圧は見直しています。
   DC20Vでは電流は3.1A流れて、振動子入力電力は60W強と定格を少しオーバしていますが、振動子の発熱もさほどではなく耐えてくれそうです。見た目と音の感じではパワーがグッと上がったように感じます。


4.これで完成
  試作ではあるものの、本来の目的であるレコード洗浄はそっちのけで、ハード弄りに没頭していました。実用的なレコード洗浄器ができたとは言えませんが、超音波洗浄の技術に少しでも触れることができ、また初めて触った超音波振動子も興味深いものがありました。
  Ultrasonic_Completion outview 1

  この試作の経験を生かして、本番の超音波レコード洗浄器を製作する可能性は(満足したし、頻繁にレコードを聴く訳ではないし・・・)殆ど無いようですが、気が向いたらトライしてみたいと思います。多くの経験と失敗を得たので、万が一次に製作する時はもう少し良いものが出来るかもしれません。
  また、時間を見つけて、本来の目的である手持ちレコードを少しでもクリーニングしようとも考えていますが、いつになる事やら。

関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。