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nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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パワーアンプYAMAHA B-3(2号機)の整備 (分解)

 B-3(1号機)の整備途中で、初段のデュアルFET 2SK100の特性確認のために、2号機の2SK100も摘出してしまいました。取り出しには本体をある程度ばらす必要があり、それならばとついでに分解してしまいました。1号機とごっちゃにならないように気を付けなくては。
  B3 #2_mainte_Under disassembly now


1.2号機の状況
 2号機は健康優良児ではなく、修理経験もある上に後年は調子が良くなかった記憶があります。特に酷使した覚えはありませんが、生まれつきでしょうか。晩年はプロテクションがうまく解除できずに、そのまま放置されていたような。
  B3 #2_mainte_Front view  B3 #2_mainte_Back view

 本体を引っ張り出してきました。大きな傷はありませんが、1号機同様に埃と汚れで酷い状態です。背面には修理記録でしょうか?ラベルが貼ってありますが、かすれて読めません。
 いきなり電源を入れるのはさすがに怖いので、コンセントには刺さずに分解作業に入りました。


2.分解します
  B3 #2_mainte_Bottom inner view  B3 #2_mainte_Top inner view
  B3 #2_maintenance_Side panel open
 先の1号機で手順はわかっているのでスムーズです。取りあえずドライバ基板を取り出すのが先なので、底板に天板、さらに両側面パネルを取り外しました。
 2号機は過去に手を入れており、バランス調整とバイアス調整の半固定抵抗を多回転密閉型に交換、ドライバ基板への接続はコネクタをやめて直接ハンダ付けされています。これは当時、プロテクション解除の調子が悪いため、素人判断で接触不良ではないかと、深く考えもせずに処置したものです。しかし結果は変わりませんでした。取り外したコネクタや半固定抵抗はどこかにあったような気もします・・・。

  B3 #2_mainte_Periphery of 2SK100 in Rch  B3 #2_mainte_Periphery of 2SK100 in Lch
 左右のドライバ基板は、2SK100周辺のトランジスタの幾つかが、頭や足が黒くなっています。2SA818と2SC1620は頭(放熱フィン)が真っ黒で可哀そうです。これはもはや交換ですね。ダイオードも足の黒い奴は交換します。それ以外は問題ないようですが、後で個別に簡単なチェックをします。

  B3 #2_maintenance_Driver PCBs  B3 #2_mainte_Rch PCB and removed parts
 足黒のトランジスタの他に、目的の2SK100も取り外しました。ラベルはそれぞれY-2SK100 71とY-2SK100 72となっています。足が少し汚れていますが、代わりのいない君は、きれいに磨くからもう少し頑張ってね。
 ミューティング基板、電源基板共に、外観上は1号機と同様に足が黒いトランジスタとダイオードがある程度でした。大きな焼損や破損は見られません。

  B3 #2_mainte_Dirty terminal tube
 内部ワイヤーを束ねている透明チューブと基板接続用ファストン端子の透明ハカマが、すごくベタついています。埃が付着して汚い状態です。これは交換したいですね。


3.終段VFETの確認
 2号機の一番の心配事は、終段VFET(2SK76A/2SJ26A)の生死です。生きているなら整備作業は報われますが、死んでいるなら無駄になります。

  B3 #2_mainte_Power stage
 ヒートシンクから4個のVFETを取外し、古いシリコングリスを拭き取りました。見るからに古めいた姿で、壊れているのかも?・・・と心配になります。Lchの2SK76Aのみ頭が平べったく、他は少し丸みを帯びています。こちらもVFETの交換はしていないはずなので元からでしょう。

  B3 #2_mainte_measurement of VFET by DCA75
 半導体アナライザDCA75を使って恐るおそるチェックしてみました。自動認識ではJFETと識別しました。1号機と同様にId-Vds特性をとってみます。きちんとカーブが表示されれば、壊れていないといえます。
DCA75は、Vdsは最大11V程度までしか出せないので、バイアスVgsを-8V~0Vまで振ってみました。ゼロバイアスとなってもIdは最大12mA程度で制限がかかるので壊すことは無いでしょう。次のグラフが、2SK76Aの#3と#4そして2SJ26Aの#3と#4です。軸スケールが合ってなくて見づらいですね。

  2SK76A #3_Id-Vds  2SK76A #4_Id-Vds
  2SJ26A #3_Id-Vds  2SJ26A #4_Id-Vds
 低電流域なので特性云々は論外ですが、4個とも生きていることが確認できました。整備作業も無駄にはならないようで(最後にどう転ぶかわかりませんが)、希望が持てそうです。


4.次の作業
 1号機と合わせて、必要な代替パーツや材料が見えてきたので、なるべく早いうちに買い出しに行かなくては。

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