nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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6WC5シングル・ミニワッター (電源トランスはこれ)

 大体の各部電圧配分(初段Ed=16V、Ep=165V、バイアス=11.4V、リップルフィルタ降下=10V)を見通して、使用するトランスは二次巻き線160V、15VA程度の小型のものが欲しいところです。
 先日帰宅途中に駆け足で秋葉に寄り道して探しましたが、160V巻き線の小型トランスは見当たらず、さりとて手ぶらで帰るわけにもいかず、結局東栄の200V→100Vの小型絶縁トランス(10VA)を買ってきました。
 果たして使えるのか?
東栄 10VA絶縁トランス_計測アップ


(1) 二次電圧の計測
 多分本来の一次側巻き線(200V)は巻足しもないだろうし、幸いにも110V端子があるので110V:200Vで使用すれば二次電圧は実質180V AC程度にはなるだろうと期待しました。(他に選択肢は無いのです。いざとなれば分解して・・・・)

 実際のところ、実負荷(約35mA)でどの程度の直流電圧になるのか、実験してみました。実験回路は、ブリッジ整流した後に390μFのケミコンを入れた単純回路です。この出力を自作電子負荷装置に接続し、負荷電流を0mA~60mAまで変化したときの出力電圧を計測しました。
東栄 10VA絶縁トランス_計測外観


(2) 二次電流と電圧特性
 結果はグラフのとおりですが、110V:200Vで使用すると負荷35mAでは215V程度となり、FETリップルフィルターで多少大目にドロップさせれば、+B電圧193Vが得られそうです。これで電源部の目途が立ちました。

 実験では最大60mAを流して約1時間ほど連続運転しましたが、トランス自体はさほど温度が上がる様子もなく、かなり余裕があるように感じました。定格10VAをそのまま取ると50mA AC(すなわち31.8mA DC)ですが、今回のように35mA程度の負荷電流を強いても大丈夫だろうと思います。
東栄 10VA絶縁トランス_負荷電流特性(実測値)small

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