nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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オシロスコープ (素人レビュー)

 縁あって我が家に来たOWON製のSDS7102を放置するのもあれなので、少し弄ってみました。
 私には技術的スキルが乏しいので、機能・性能に関する気の利いたレビューは出来ませんが、素人なりの感想を述べます。

 面構えは、8インチのLCD画面が目立ち、丸みを帯びたエッジとプラスチック整形が良いバランスです。まあ見てくれは及第点以上です。

 では基本的な使い勝手はどうでしょうか。

SDS7102_外観


(1) 初期設定
 あちこち弄る前に、オシロ本体のファームの確認とアップデートをします。
 ファームは少し古いバージョンだったため、最新ファームにアップデートしました。USB接続が出来ていれば、製品番号に合致したアップデートファイルをPC上で実行するだけの簡単操作です。PCのBIOSアップデートと同じ要領ですが、一歩間違うとただの箱になってしまいますので注意が必要です。

 最新のファームでは、細部のバグフィックスに加えて電流計測メニューが追加されています。電流ラインに直列に入れた抵抗の電圧降下から電流換算する機能ですが、電卓を叩く代わりにオシロのメニューに換算係数を設定できるものです。


(2) 全体の操作性
 ① 垂直軸、水平軸以外の操作は、基本的に全てファンクションスイッチでメニュー呼び出しです。廉価なデジタルオシロは全てが似たようなものと思いますが、カーソル表示や電圧・時間計測を迅速にやりたい時には少し面倒くさく、慣れるしかないのでしょう。

 ② 先にも書きましたが、ファンクションスイッチ等の押しボタン操作が硬過ぎ、品位を下げています。ソフトスイッチに出来なかったのでしょうか。

 ③ 各スイッチやメニューのレスポンスは良く、操作性は軽快に感じます。

 ④ LCD画面は800×600のTFT型で十分に広く、明るさも十分です。
  デフォルトではバックライトの明るさが100%となっており、室内で使用するには明る過ぎです。直射日光下でもない限り明るさを落した方が目に優しいでしょう。私は0%(でも発光してます)に設定していますが、これでもPCディスプレイよりも明るい感じです。
 メニュー表示言語はEnglishに設定していますが、本器は日本語が選べません。このモデル全てがそうなのかは分かりませんが、まあ使わないのでいいんですけど。


(3) PC連接機能
 ① 一番気になっていた画面の取込も問題ありません。
  オシロ本体では内部メモリかUSBメモリに対して、波形データや画像(BMP)データを簡単に保存できます。波形データは再呼び出しも可能です。

SDS7102_オシロとPC

 ② PCにインストールした専用アプリでは、USB又はLAN接続にてオシロの波形データや画像(BMP)を簡単に取得できます。
  波形データはこのアプリに読み込むことで、設定を変えて表示したり電圧・時間等の計測も可能です。またアプリ上でFFT解析も可能となっています。これはオシロで保存したUSBメモリのデータに対しても同じです。

 ③ PCアプリからUSB又はLANを経由してオシロを遠隔操作できるようですが、まだ試していません。と言うかその必要性がないので。
  LAN設定はIP自動取得が出来ないので、IPアドレス等を明示的に設定する必要があります。ルータも超えられるようで、遠隔地に設置したオシロを自宅から操作・計測が可能となるようです。


(4) PCアプリの操作性
 PCにインストールして使用する専用アプリです。オシロから波形データや画像の取得、オシロの遠隔操作が可能なようです。
 このアプリに関する専用マニュアルがないため機能全体が良く把握できていませんが、これから使っていけば分かるでしょう。

 ① 下左の画像はオシロの画面をBMP画像として取り込んだもので、オシロの表示画面そのものです。右の画像は同じ画面を波形データとして取込み、アプリの機能でカーソル計測をしているところです。

SDS7102_のこぎり波(オシロ画面取込)  SDS7102_のこぎり波(PC操作&カーソル)

 ② 次に、下左の画像は取り込んだオシロの表示画面で、1kHzの方形波を表示しています。右の画像は取り込んだ(方形波)波形データを、アプリの機能でFFT解析しているところです。

SDS7102_方形波(オシロ画面取込)  SDS7102_方形波(PCでFFT)

  FFT解析はオシロ本体もそうですが決して高機能とは言えません。おまけ+α程度のレベルです。一番気に入らないのが周波数軸を対数表示に出来ないことです。オーディオ周波数を扱っていると、周波数軸が対数でないと見難くて仕方ないのです。
  将来、ファームの改善でお願いしたいものです。


(5) 付属品
 付属品の点数は少ないですが、まあそれなりのものです。
 一番重要なプローブは見かけ安物ですが、識別用カラーリングもついており、まあ100MHzのような高域でなければ使えそうです。
 電源コードとUSBケーブルはいけません。消費電力20数Wの機械にこんなに太いACコードが必要なのか?PC用と同等サイズですが硬くて曲りません。何らかの安全規格に適合しているのかもしれませんが、某国得意のなんちゃって適合品で良かったのでは。
 USBケーブルも非常に硬いです。こんな物を使ったらコネクタが壊れてしまいます。100均の方がまだましです。

 マニュアルは英文で、図表入りで結構ていねいに書かれています。オシロ本体でもテキストベースのヘルプが随時呼び出せます。さほど複雑な機能ではないので、メニューのツリー構造さえ覚えればすぐに慣れると思います。


(6) その他
 海外ではこのSDS7102が結構評判のようで、フォーラムでマニアックなレポートがなされています。他社との比較でバンド幅やS/Nの有利性が賞賛され、特にバンド幅(公称100MHz)は実力としては200MHz以上もある等々のレポートもあるようです。

 私自身、オシロの正しい使い方を知らないので、これを機会に少し勉強しようと思います。せっかく買ったので有効に使用したいものです。
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