nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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トランジスタ・テスター(可搬型)の製作 (その2 完成)

 ポータブル型のトランジスタ・テスターとして3号機が完成しました。平日帰宅後の少しの時間を使ってチマチマと作業してきましたが一段落しました。
 なるべく小型にすべく回路は簡単回路版をベースに、電源は単4電池2本(3V)からDC/DCコンバータで5Vに昇圧し、キャラクタLCDはaitendoの極小LCDを使用しました。

 回路はユニバーサル基板に組みましたが、小型(縦50mm×横80mm×厚20mm)のプラケースに組込む事を考えても少し余裕があります。電源部を小型化し専用パターンを起せばさらに小型化できそうです。
 完成品は片手にスッポリ収まる程にコンパクトに出来ました。
TT3製作_完成外観

(1) 最終回路
 当初予定の回路から大きな変更はありません。(2013.03.31 AVR端子名にミスがあり修正。>kane4dさん有難うございます)

TT3製作_回路図最終版 rev1

 DC/DCコンバータのノイズによる誤作動が心配なので、おまじないとしてフェライトビーズと22μFコンデンサを追加しました。
 X'tal用の22pFは結局付けませんでしたが問題なく作動しています。AVRマイコンのAREFに接続される0.001μFはうっかり付けちゃたのでそのままにしました。


(2) 使用部品
 必要な部品は写真のとおりで、全て汎用品で新規購入しても2000円程度で収まるのではないでしょうか。
TT3製作_使用部品

 キャラクタLCD表示器は、現在入手容易な中で最小サイズと思われるaitendoの極小キャラクタ液晶表示器を使用しました。小型の割には見やすいと思いますが、ハンダ付けピッチが1mmと目に優しくないのが難点です。
 計測の要となる680Ωと470kΩの抵抗は、1%級金被100本入りからピッタリのものを各3本選別しました。
 DC/DCコンバータICは秋月のHT7750Aで、低負荷電流で使用する分には割と安定しているようです。


(3) 製作
 ユニバーサル基板はガラエポ小型基板をL型に切りました。カッターで切り込みを入れて古いニッパでクニクニすれば簡単に折ることが出来ます。最後に切り口をヤスリ掛けで整えます。

 基板への部品のハンダ付けでは、プラケースの高さがないのでLCD表示器に干渉しないように部品高さに注意します。干渉しそうな部品はソケット付きのAVRマイコンで、基板直付けも考えましたが、プログラム書き込み用のISP端子を設けなくてはならず、面倒なので安易にソケットを使用しました。結果オーライでしたが高さはぎりぎりです。
TT3製作_基板  TT3製作_バラック

 前回の実験から単4電池は1本(1.5V)でもいけそうですが、DC/DCコンバータ出力が4.8V程度と若干低めになるので、ケース内スペースもあることから2本直列で3Vで使用することにしました。電池ホルダもサイズ的に収まりがよかったです。
 使用したAVRマイコンはDIPタイプのATmega168です。これにv1.05のファームを書き込んで必要なFusebitを設定しました。
TT3製作_ケースイン


(4) 作動確認と調整
 特に調整するような所はありませんが、精度を確保するために補正値を設定します。この補正値はセルフテストを行うことで自動的に設定されます。
 セルフテストは3つのプローブを互いにショートすることで開始され、合計12項目のステップで進み、途中のメッセージに従ってプローブをオープンにしたりコンデンサを接続する作業がありますが、完了すると計測スタンバイ状態になります。
 ファームを更新したり、プローブの状態(接触抵抗や浮遊容量に関わる部分)に変更があった場合はセルフテストで補正値の更新をした方が良いでしょう。


(5) 使用感
 電池を長持ちさせるためにLCDのバックライトは最小限に抑えており、明るいところでは殆ど用をなしていませんが、割とコントラストが良く日光下でもきちんと読むことが出来ます。
 計測精度についても1号機や2号機と大きな差はなく、手頃なサイズで持ち歩いてもさほど邪魔にはならない大きさです。
TT3製作_インハンド  TT3製作_小物入れに

 持ち運び用にこんな小物入れを準備しました。本当はお手製が欲しくて、山の神にお供え物(ミスドーの10個パック)をしてお願いしましたが、面倒くさいと言って100均品を手渡されました。・・・高くついてしまった。


(6) 何に使うの
 行きつけのジャンク屋でめぼしいパーツを見つけても、正常品かどうかの見極めが難しく、今迄はテスターを借りてチェックしていましたが限界があります。
 トランジスタ・テスターは抵抗値計測の他に、C&Lの計測や半導体の識別と生死が判別できるので、ジャンク屋巡りや屋外での作業に重宝すると思います。

 写真はトランジスタ・テスターの1号機から3号機の勢揃いです。

TT3製作_1-3号機勢揃い

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