nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
041234567891011121314151617181920212223242526272829303106

6WC5シングルミニワッター (やっと完成)

 ふぅ、やっと完成しました。
 思い起こせば真空管6WC5と出会ってから、この姿になるまで数ヶ月も要してしまいました。

 出来はイマイチですが我慢してもらいましょう。パーツボックスの中で眠っているよりも卓上で音楽を奏でている方が幸せに違いありません。

6WC5シングル_完成 計測アップ1


(1) 外観
 見てくれは質素で、小型ケースにミニワッターとしての最小機能を詰め込みました。操作は電源スイッチとボリュームだけのシンプルさです。

6WC5シングル_完成 カバー
6WC5シングル_完成 内部右  6WC5シングル_完成 内部左

 パネル正面の覗き穴から、唯一のチャームポイントである弱々しいヒータを見ることが出来ます。
 平置きでも横に立てても使えます。後は説明する所もありません。

 ケース内に真空管を寝かしたために予想外にスペースが厳しく、電源部やソケット後方の配置が窮屈になってしまいました。


(2) 回路と仕様
 初段と終段の2段構成でFET 2SK30と6WC5とは直結です。
 6WC5は電力管ではありませんが、ひ弱なプレートに3つのグリッドを接続した3極管接続で使用し、無理矢理0.4Wを絞り出します。


(3) 試聴結果
 簡単な作動確認と計測を行いました。各部電圧等は当初計画とほぼ合致していました。出力は最大約0.5W程度です。片chの球が少しエミ減気味のようで0.4Wとなっていますが、聴感上は気になりません。
 0.4Wでも卓上で使用する分には十分すぎる出力です。

6WC5シングル_完成 計測

 お気に入りCDをPCで再生し、秋月USB DACトランス版を経由して本機に入力し、卓上型小型スピーカ(ONKYO製 10cm 2Way)で試聴しました。スピーカの制約で上も下も出ませんが、思ったよりも心地よい音を聞かせてくれます。

 無理とは思いつつ、試しにスピーカをメインのYAMAHA NS-1000M(改)にしたところ、流石に非力な所が顕わになりました。SPに振り回されています。でもまあ、力強さはないものの就寝前のBGMとしては音量、音質共に十分です。


(4) 感想
 正直な所、完成しても何かこう感動がありません。
 以前製作した6N6Pプッシュプル差動ミニワッターの時は、小出力ながら出てきた音にハッとする所がありましたが、こいつにはそれがないのです。たしかに、耳につかない素直な音なんですが、訴えかける所がないのです。

 そもそも6WC5にそんなことを求めてはいけないのでしょう。もう少し使い込んでから改めて評価してみたいと思います。


関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL