nobuの雑記帳「+バイアスを少し」

近頃なぜか真空管や電子工作に興味を持ちだし、日常生活に少しの刺激と楽しみをプラスしようと、凝り固まった頭の体操も兼ねてこの雑記帳を綴ることにしました。
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VUメータの製作(再び)

 いやなに、先立つものが無くてVUメータさえ買うことが出来ないなんてことは決してありませんが、またVUメータもどきを製作しました。

 今回のVUメータは、別途計画中の真空管ラインアンプに取り付けるものです。以前製作したままの「気分だけでもVUメータ」では少し大きすぎるので、少し小型のものを作ることにしました。
 手頃な小型メータがあったので、VUメータ(もどき)に仕立てました。

VUメータ外観




1.使用メータ
  「気分だけでもVUメータ」はDC100μA電流計(W75mm×H65mm)を流用しましたが、今考えているケースにはサイズ的に入りそうもありません。そこで、手持ちにFUJI製のdBメータ(W70mm×H60mm)なるものがあったので、これを使用しました。

現メータ外観  内部ダイオード回路

  このメータ、分解して中を覗くとダイオード2個と抵抗2個が組込まれており、VUメータの親戚のようです。そうならば見てくれだけの改造で簡単に済むと思われます。


2.VUメータに変身
  メータはdB目盛が振られていますが、地味だし照明がないし、このままではダメですね。少し手を加えましょう。

 (1) VUメータの目盛作成
   私がやっているVUメータの目盛作成方法を参考にご紹介します。
   この方法は、DC電流計をVUメータにする場合にも使え、同じ要領で自分好みの色々な目盛が作れます。やってみれば簡単ですよ。

VU目盛りをドローソフトで  目盛板変更

  ① 元の目盛板を丁寧に取り外し、スキャナで画像ファイルに取り込みます。

  ② 目盛板の寸法、円弧や指針中心・半径を実測しておきます。

  ③ ドローソフト(私はCorel DRAWを愛用)に目盛画像を取り込み、実寸法と合うように調整します。不用意に動かないようにロックして下絵にします。

  ④ 下絵を元に円弧中心や指針中心をマークして、補助線を引いていきます。今回のメータのように指針中心と円弧中心が異なる場合があるので注意して下さい。指針の振れ角は90°なので中心から±45°が指針の振れ幅です。

  ⑤ VUメータの目盛は-20VU~+3VUなので、メータ指針ゼロの時に大体-21VUとすればよいでしょう(小レベル領域は誤差が大きくても無視です)。-21~+3迄の対数値と角度の関係を計算すれば目盛を描くことが出来ます。好みの色やデザインで描いて下さい。

  ⑥ 照明の色に合わせて、目盛板の背景カラーを決めると見栄えが良くなります。私は薄黄色の背景色としました。

  ⑦ 出来上がったものをラベル用紙に印刷して、既存の目盛板に貼り付ければ完成です。目盛板を両面使えばリバーシブルになります。

 (2) 照明の追加
   UVメータにとって照明は欠かせない必須アイテムです。照明がない汎用メータを改造する場合は、適当な照明を追加することになります。

照明追加

  ① 目盛固定用ビスを利用
    卵ラグの先端に麦球やLEDを接着し、卵ラグのビス穴を目盛固定用ビスで締め付ければOKです。この方法は「気分だけでもVUメータ」で行いましたが、ビスが小さい場合は使えません。

  ② 照明取付け用ビスを追加
    メータ本体の適当な箇所にビス穴を開け、タップを切っておきます。目盛板にも穴を開けて、卵ラグに取り付けた照明をビス止めします。メータ本体を破損したり指針を曲げたりしないように、細心の注意で作業して下さい。今回のVUメータはこの方法で照明を取り付けました。

  ③ 照明灯
    麦球やLED等何でもよいと思いますが、電球色のLEDなら一寸見は電球と区別つかないし、消費電流や寿命を考えるとLEDが良いでしょう。
    照明の大きさはスペースを十分に考慮して決めて下さい。今回のVUメータは、直径5mm砲弾型の高輝度黄色LEDを使い、厚さを半分程度に削りました。スペック上は黄色ですが実際の発光色は薄オレンジ色です。
    LEDは2個直列にし、リード線はメータの背面から引き出しています。

照明点灯


3.変身完了
 (1) 簡単なチェック
   きちんとしたVUメータは0VU=4dBmです。適当な発振器から4dBm(1.228Vrms/600Ω)の信号を出し、3.9kΩ抵抗をメータと直列に入れて、ほぼ0VUを示せばOKです(本当かな?)。多少ずれていても駆動用アンプで調整できます。
   そもそも見て楽しむためのVUメータなので、それなりに動けば気にしません。
   駆動用アンプはまだ製作していませんが、汎用オペアンプで20dB程度のAFアンプを組もうと思います。

4.うん満足
  元の姿と比べて、目盛板と照明が違うだけで馬子にも衣装です。VUメータらしい姿になりました。


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